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自己紹介

2021年9月よりスタンフォード大学に進学予定。現在はボストン大学に通っています。研究対象はBrain-Machine Interfaces (BMIs)という分野です。
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日本育ちでTOEFL100点を超えるための勉強法(序章)

はじめに

私は現在Boston Universityに通っている学部4年生で、今年の9月からはアメリカ国内の大学院(Stanford/UCLA/Berkeley/UW/CMU/etc…で悩み中)へ進学予定です。(以下投稿を参照)

今となっては英語力には多少自身がありますが、私は日本生まれ日本育ちで、日本の一般的な私立高校を卒業しています。そのため、英語学習には非常に苦しまされ、長い間勉強法を試行錯誤してきました。そのせいもあってか、高校3年のころに受けたTOEFLでは100点を超えることができました。

この記事では、その過程で培ったTOEFL対策に関するノウハウを共有できればと思います。TOEFLは対策をきちんとすれば点数がとれるテストです。留学に際して避けては通れない壁の一つですので、早めの対策がおすすめです。

このシリーズの執筆予定

対策のために塾やスクールに通う必要はない

まず初めにこれを声を大にして言いたいです。TOEFL対策専門のスクールなどたくさんありますが、これらに通うには時間的にも金銭的にもコストがかかります。そして、独学でも100点以上を取ることは全然可能だと考えています。私も最初にお試しで1か月ほどTOEFL対策スクールに通ってみましたが、結局その後独学に切り替えて112点までスコアを伸ばすことができました。体系的に学べるということが対策スクールの良さであると思いますが、デメリットとして、通っているという事実だけで勉強した気になってしまうことがあります。

これは様々なスキルにも言えることだと思いますが、基本的にスクールなどに通うのは個人的にお勧めしません。通うことで満足し、いつしかそれが目標になってしまう傾向があるためです。(自分の経験談です…)体系的な情報を仕入れたいのであれば、その分野のロングセラー書籍を何冊か読めば十分ですし、さらに深めたい場合は、もっと本を読んでも良いです。さらに言えば、インターネットには無尽蔵に情報が眠っています。

とは言ったものの、こればっかりは向き不向きがあると思いますので、どうしてもスクールが気になるという方は、私がやったようにお試し入学をしてみることをお勧めします。大手の英語塾であれば、数週間ほど無料で授業を受けることができる場合がありますので、自分に合っているか確認してみるのも一つの手だと思います。

単語は(面倒くさくても)正しい発音で覚える

英語初学者が陥りやすい罠の一つとして、英単語を字面のまま日本語発音で暗記してしまうことがあります。(例、hierarchy [hai·ur·aar·kee] をヒエラルキー、またはハイラルキーとして記憶)

特に日本語として定着している英単語などはこの傾向が強くなってしまいます。確かに記憶しやすいかもしれませんが、間違った発音のまま記憶していると、スピーキングはもちろんのことリスニングの際に大きく支障が出ます。リスニングが伸びない原因の一つとして、単語の正しい発音ができないことがあげられます。しっかりと英単語を正しい発音とともに記憶すれば、リスニングの際にそれらの単語を認識できるようになり、必然的にリスニングが得意になるでしょう。

英文を読む(めちゃくちゃ沢山読む)

英語学習においてリーディング能力の向上は非常に重要な要素です。ある程度英単語を身に着けたら、自分のレベルにあった英文を沢山読みましょう。一般的に全体の約8割ほどが知っている単語で構成されている文章を読むのが丁度よいと言われていますが、私も同じ意見です。ただ、はじめのうちはほとんどの本が長く、難しく感じると思います。私は最初ハリーポッターシリーズから入り見事に挫折しました。(初学者にハリーポッターシリーズはおすすめできません。専門用語(魔法関連の造語)が多いためです。)

おすすめするのはLouis SacherのMarvin Redpost Seriesです。

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これは私が最初のころに読んでいたシリーズでして、普通に面白いストーリーだと思いますし、何より英語が易しく、初学者でも読みやすいです。まずはこういった少し短めの物語から入って、自分の力で読み切る体験をすることで、「自分にも英語の本を読むことができた」という自信を持つことができます。私の場合は、シリーズの1から3まで(繰り返し)読んだあたりで、もう少し難しい本に挑戦したいと思えるくらいまで自信がつき、長文読解に慣れることができました。

子供向けはちょっと…となってしまう気持ちを抑えて、騙されたと思って読んでみて下さい。初めて洋書を読み切れた時の感動は想像以上に大きく、自信がつくはずです。

まだまだ書きたいことはありますが、少し記事が長くなってきたのでいくつかに分割して投稿しようと思います。Twitterなどで更新をお知らせしているので宜しければフォローして頂けると嬉しいです。(Twitter account name: @eigencoffee)

日本育ちでTOEFL100点を超えるための勉強法(序章)” への7件のフィードバック

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